フェルメール 静けさの謎を解く
著者: 藤田 令伊
世界中から愛される理由がついに明らかに!
少女のターバンは、なぜブルーで描かれたのか?
 レンブラントやゴッホと並び、いまやオランダを代表する画家になったフェルメール。彼には、 静謐の画家という異名が冠せられている。しかし、「なぜフェルメールの絵が静かなのか」という問題が真正面から語られたことはなく、専門書にもその理由は記されていない。
 本書は、フェルメールの絵における色彩や構図、モチーフ、光などへの考察をはじめ、一七世紀オランダの時代背景や精神文化に至るまでを分析し、フェルメールの静けさの謎に迫る。

[著者情報]
藤田 令伊(ふじた れい)
一九六二年生まれ。アートライター。大手出版社編集者を経て、現職。「フツーの人」の立ち位置を大切にアート界とファンを橋渡ししている。アートポータルサイト「フェルメール美術館」主宰。著書に『現代アート、超入門!』(集英社新書)など。

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