グーグルに異議あり!
著者: 明石 昇二郎
グーグルは本を殺すのか?巨像にたったひとりで挑んだルポライターの戦いの記録。グーグルブック検索事件の真相!
 グーグルが、地球上すべての「本」を掌握してしまう!? 複雑怪奇で巧妙な「ブック検索和解案」に世界中の著者・出版社・書店がパニックになるなか、著者はグーグルの正体を明らかにすべく、愚直に調査を開始。著作権侵害に対しては刑事告訴で対抗を試み、不当な和解案にはNYまで異議申し立てに飛び、共闘する作家と手を結ぶために欧州へ。
 本書は世界中の情報をのみこもうとするグーグルの策略と「デジタル書籍」のあるべき姿を考えるために必読である。

[著者情報]
明石 昇二郎(あかし しょうじろう)
一九六二年東京生まれ。東洋大学社会学部応用社会学科マスコミ学専攻卒業。八七年、青森県六ヶ所村の核燃料サイクル基地計画を巡るルポを『朝日ジャーナル』に発表し、ルポライターとしてデビュー。九四年、日本テレビ・ニュースプラス1特集「シリーズ ニッポン紛争地図」で民放連盟賞受賞。主な著書に『長井健司を覚えていますかーミャンマーに散ったジャーナリストの軌跡』『黒い赤ちゃんーカネミ油症34年の空白』など。

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