<ヴィジュアル版>
野生動物カメラマン
著者: 岩合 光昭
見られているのは人間だ。
 世界的動物写真家・岩合光昭。今やライフワークとも言えるネコの写真でその名前を知る人も多いだろう。だが、彼の真骨頂は野生動物の撮影にある。サバンナでライオンの母子が鼻をくっつけ見つめ合う姿、中国奥地で八〇センチの至近距離から撮ったジャイアントパンダの授乳シーン、アラスカの海でザトウクジラが見せた迫力のバブル・ネット・フィーディング…。なぜそんな劇的な瞬間が彼にだけ訪れるのか。世界中の人々を魅了してやまない数多の写真と共に、驚きの舞台裏と野生動物への尽きせぬ想いを綴る。

[著者情報]
岩合光昭 イワゴウミツアキ
 1950年、東京都生まれ。動物写真家。19歳の時、同じく動物写真家だった父・岩合徳光氏の助手として訪れたガラパゴス諸島で動物写真家になることを決意。以来40年以上にわたり、地球上のあらゆる場所で動物を撮り続けている。写真集に木村伊兵衛写真賞を受賞した『海からの手紙』、世界中でベストセラーとなった『おきて』など多数。集英社創業90周年記念企画『世界の動物遺産 世界編・日本編』にも多くの写真を提供している。

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