既刊情報
文字の大きさ
『タンゴと日本人』

定価:本体840円+税
ISBN978-4-08-721043-9

電子書籍版を購入する
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Clip to Evernote

『タンゴと日本人』 生明俊雄  

石原裕次郎も美空ひばりもみな「タンゴ」を歌った。

 一九世紀末、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスの場末の酒場で生まれたタンゴは、二〇世紀初頭、パリ に渡って洗練されるや、瞬く間にヨーロッパ中に広まった。昭和の始まりと共に日本にも上陸。最先端のダンスや音楽は熱く支持され、そのエッセンスは歌謡曲や演歌にも次々と吸収された。戦後、そんな時代が確かにあった。
 九〇年代後半、ピアソラの登場で世界的にブームは再燃。だがそれもつかの間、謎めいた香気を残し、タンゴは表舞台から姿を消した。タンゴは、どこに消えたのか。タンゴ出生の秘密と日本との不思議な縁をひもときながら、今なお見え隠れする魅惑的な後ろ姿に迫る。
著者情報

生明俊雄(あざみ としお)

ポピュラー音楽研究家。一九四〇年千葉県生まれ。早稲田大学卒。ビクターエンタテインメント洋楽部長、映像制作部長を歴任。東京大学大学院(社会情報学専攻)修了。東京藝術大学にて博士号(学術)取得。広島経済大学教授などを経て現職。タンゴ評論活動では、ダリエンソやピアソラのCD解説執筆など多数。著書に『ポピュラー音楽は誰が作るのか―音楽産業の政治学』『二〇世紀日本レコード産業史』など。

最近発売された新書
ページトップへ