自民党と創価学会
著者: 佐高 信
政権維持のためなら信義も捨てる自民党と、
「恒久平和」の看板も汚す創価学会=公明党。
この理念なき「野合」の内幕を暴く!
 90年代前半、自民党は機関紙『自由新報』において、池田大作創価学会名誉会長による金銭・権力の掌握構造や、政教一致問題を焦点に徹底的な批判を展開した。しかしそのわずか数年後には掌を返すように公明党と連立、「自公政権」は現在に至るまで続いている。
 権力の座を死守するためなら、かつての政敵とも簡単に手を握る自民党。政権与党に居座るためなら「平和・福祉の党」の看板を汚す公明党=創価学会。この両党の親和性と癒着の構造を、膨大な資料、証言をもとに徹底追及する。

[著者情報]
佐高 信(さたか まこと)
一九四五年、山形県生まれ。慶應義塾大学法学部卒業後、高校教師、経済誌編集長をへて評論家に。「週刊金曜日」編集委員。著書に『電力と国家』『不敵のジャーナリスト 筑紫哲也の流儀と思想』、共著に『世界と闘う「読書術」 思想を鍛える一〇〇〇冊』『池波正太郎 「自前」の思想』『丸山眞男と田中角栄 「戦後民主主義」の逆襲』ほか多数。

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