「おっぱい」は好きなだけ吸うがいい
著者: 加島 祥造
 数多くの古典翻訳で名高い英文学者にして、タオイストである著者が、D・H・ロレンス、フォークナー、マーク・トウェイン、幸田露伴など、偏愛する作家たちと老子思想とのふしぎな共通性に触れながら、今ここにいる喜びと、究極のエナジーの源泉について語った。齢九十一歳、「大自然の母親のおっぱい」を追い求める旅は、終わることがない。政治学者・姜尚中による解説も収録。

[著者情報]
加島祥造(かじま しょうぞう)
一九二三年東京生まれ。英文学者、詩人、墨彩画家。信州大学、横浜国立大学、青山学院女子短期大学に勤め、フォークナー、トウェイン、ポーをはじめ、数多くの翻訳を手がける。九二年、英語版『老子』から自由な翻訳を試みた『タオ-老子』が話題に。著書に『伊那谷の老子』『求めない』『受いれる』など多数。

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