妻と別れたい男たち
著者: 三浦 展
「離婚したい男」4割。
「別居したい男」33%。
その“願望”は、どこから来るのか?
 本書は「離婚のススメ」や「離婚マニュアル」ではない。実際に別れるかどうかはともかく、ふと「別れたい」「ひとりになりたい」と思ってしまう男の心象にフォーカスした社会分析である。ベースとなるのは、首都圏一都三県在住の四〇?六四歳の男性二〇〇〇人以上へのモニター調査。今まさに価値観の変化に直面しつつある男たちの、赤裸々な心の風景が浮かび上がる。
 ベストセラー『下流社会』で若い世代の現実を浮き彫りにした著者が、中高年男性のリアルに迫る!

[著者情報]
三浦 展(みうら あつし)
一九五八年生まれ。一橋大学社会学部卒業後、パルコ入社。マーケティング誌「アクロス」編集長となる。九〇年、三菱総合研究所入社。九九年、カルチャースタディーズ研究所設立。著書に『下流社会』(光文社新書)、『「家族」と「幸福」の戦後史』(講談社現代新書)、『ファスト風土化する日本』(洋泉社新書)、『郊外はこれからどうなる?』(中公新書ラクレ)、『スカイツリー 東京下町散歩』『第四の消費』(朝日新書)など。

カテゴリー別新書リスト

クリックするとカテゴリーの新書一覧に移動します。