美人は得をするか 「顔」学入門
著者: 山口 真美
飼い主は犬に似る?
第一印象は顔が決め手?
気になる「顔」を科学する
 人はなぜ、顔を気にするのか。美人の基準とは何か。似たもの夫婦と呼ばれる夫婦は、なぜ似ているのか。どうすれば人の顔を覚えられるのか。第一印象は顔が決め手か。
 「顔」は人間を認識する上で一番の目印となるものである。だが顔に関する研究は、これまであまりなされてこなかった。本書は「日本顔学会」理事も務める著者が、顔をめぐるさまざまな謎を解き明かし、顔をめぐる不思議を科学する。

[著者情報]
山口 真美
一九六四年、神奈川県生まれ。中央大学教授。一九八七年中央大学文学部心理学専攻卒業。お茶の水女子大学大学院人間発達学専攻単位取得退学。博士(人文科学)。(株)ATR人間情報通信研究所滞在研究員、福島大学生涯学習教育研究センター助教授を経て現職。乳児の顔認識の発達についてユニークな手法で研究を続ける。「日本顔学会」の理事で「日本赤ちゃん学会」事務局長でもある。著書『センスのいい脳』『赤ちゃんは世界をどう見ているのか』他多数。

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