集英社新書
『新釈 四谷怪談』

定価:735円(税込)
ISBN978-4-08-720454-4

『新釈 四谷怪談』

「祟りは過去のものではない。現代こそ、祟りのスーパーパワーが発揮される時代であることを解き明かす本。思わずぶるっとします」
鏡リュウジ氏(占星術研究家)
「お岩さまは、史上最強、完全無欠の守護天使」
山本容子氏(版画家)

 親殺し、子殺し、無差別殺人の横行する現代に、時代を超えた「目に見えない世界」からの声が届く……。江戸時代に誕生 した「お岩さま」は、何故今も恐れられ、拝まれているのか? 「祟り」とは何か? なぜ怖いと思いながらも私たちは怪談話に惹かれるのだろうか。目に見えないものを畏れることの今日的な意味合いとは? 鬼才鶴屋南北が江戸末期に近い文化文政の時代に世の中へ投げかけた問いが、今、鮮やかによみがえる。


小林 恭二

小林 恭二(こばやし きょうじ)

 一九五七年兵庫県生まれ。作家。専修大学文学部教授。東京大学文学部美学芸術学専修課程卒業。在学中は「東大学生俳句会」の同人として活躍。八四年 『電話男』で第三回海燕新人文学賞を受賞しデビュー。九八年『カブキの日』で、第一一回三島由紀夫賞を受賞。歌舞伎、俳句、短歌などにも造詣が深い。著書『悪への招待状』(集英社新書)『心中への招待状』(文春新書)『本朝聊斎志異』(集英社)ほか多数。


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