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定価:本体 680円+税
ISBN4-08-720055-8

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『江戸バレ句 戀の色直し』 渡辺 信一郎  

おもしろうて、やがて哀しき色模様
―江戸の男たちの 性愛へのあくなき追求と憧憬―

江戸時代の後半期、正調な文化に対抗する庶民文化が花開いた。俳諧に対しての川柳、和歌に対しての狂歌などがそれである。漢字では「恋句」「艶句」と書くようにエロチックな内容の川柳を「バレ句」といった。『誹風末摘花』が有名だが、バレ句は十八世紀半ばの宝暦年間から明治時代まで一三〇年以上も続く独立した文芸運動だった。性愛へのあくなき追究と憧憬をこめた、江戸庶民によるおおらかなセクソロジー文芸のすべてを、面白く楽しく紹介する。
著者情報

渡辺 信一郎 (わたなべ しんいちろう)

一九三四年東京都生まれ。早稲田大学卒。古川柳・江戸庶民文化研究者。古川柳研究暦三四年。元東京都立深沢高等学校校長。都民カレッジ公開講座講師。主著に『江戸の女たちのトイレ』(TOTO出版)『江戸の粋・短詩型文学・前句附け』『江戸の寺子屋と子供たち』(以上、三樹書房)『江戸の女たちの湯浴み』(新潮選書)『江戸川柳飲食事典』『江戸の生業事典』『江戸の庶民生活・行事事典』(以上、東京堂出版)『江戸川柳』(岩波書店)『江戸のおしゃべり』(平凡社新書)などがある。

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