集英社新書

定価: 693円(税込)
ISBN4-08-720051-5


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『麻薬取締官』

陰の捜査官「マトリ」の実態!
激増する薬物犯罪に立ち向かう人々の知られざる活動。そして犯罪組織との熾烈な闘い。

「麻薬取締官」あるいは「麻薬Gメン」という職業の人たちがいることは、誰でも知っていると思うが、実際に会ったことのある人は少ない。大きな事犯をあげても、けっして報道陣の前には姿を表すことがないからだ。彼らは厚生省の職員で、行政官である。文明の発達に伴い、麻薬事犯は巧妙化してきた。覚せい剤乱用も、増加の一途をたどってきた。世界の麻薬汚染の濁流は、日本にも押しよせ始めている。捜査機関はその対策に懸命である。活躍する麻薬取締官の仕事、そして麻薬の恐怖を語る。

鈴木 陽子 (すずき ようこ)

一九四〇年徳島生まれ。徳島大学薬学部卒業。四国・近畿地区麻薬取締官事務所に勤務。「麻薬取締官」として七年間活躍。出産を機に退職。その後七年間専業主婦として過ごす。テレビで見た「辺地医療」のドキュメンタリー番組に感動、大阪市立大学医学部へ三十六歳で入学。四十二歳で医師に。現在、北海道えりも町立診療所所長。麻薬施用者でもある。著書に『えりも岬の母さん医師』(集英社文庫)。


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