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定価:本体 720円+税
ISBN4-08-720039-6

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『往生の物語』
―死の万華鏡『平家物語』
林 望  

いかに死すべきか!?
「死」の大文学『平家物語』に読む往生際の在り方。

『平家物語』は平家滅亡の物語であり、平家一門の「死に様」の物語ともいえる。清盛の地獄の死、宗盛の愚かしくも人間的な死、知盛の剛毅で潔い死、建礼門院のありがたい死……。著者は、この『平家物語』を空前絶後の「死(タナトス)」の大文学としてとらえ、その主要な登場人物十一人の様々な最期から逆照した彼らの生きかたを「死への道筋」と見ることで、新しい面白さを発見していく。そして、私たち現代人にも、避け得ない「死」と向き合うための心の工夫のヒントを与えてくれるのである。
著者情報

林 望 (はやし のぞむ)

一九四九年東京生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了。ケンブリッジ大学客員教授、東京芸術大学助教授を経て、現在、作家活動に専念。専門は日本書誌学、国文学。『イギリスはおいしい』で日本エッセイスト・クラブ賞、『林望のイギリス観察事典』(以上平凡社)で講談社エッセイ賞、『ケンブリッジ大学所蔵和漢古書総合目録』(八木書店)で国際交流奨励賞を受賞。他に小説『マーシャに』(集英社文庫)、『古今黄金譚』(平凡社新書)など著書多数。

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