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アレックス・カーのニッポン景観論

この連載は2014年9月17日に集英社新書『ニッポン景観論 〈ヴィジュアル版〉』として刊行されます。


 

 

著者プロフィール
作者近影

アレックス・カー(Alex Kerr)
東洋文化研究者。1952年、米国メリーランド州生まれ。64年から66年まで、父の赴任に伴い、横浜に住む。74年、イェール大学日本学部卒業。72年から73年まで 慶應義塾大学国際センターで日本語研修。74年から77年まで英国オックスフォード大学でローズ奨学生として中国学を専攻し、学士号と修士号を取得。73年に日本の「三大秘境」の一つである徳島県祖谷(いや)で300年前の茅葺き屋根の農家を購入し、「篪庵(ちいおり)」と名付ける。77年から京都府亀岡市に居を構え、外国人に伝統芸術を紹介するプログラム、書や古典演劇、古美術蒐集など、日本文化の研究に励む。86年から93年まで米トラメル・クロー社(当時アメリカ最大の不動産開発会社)の日本代表を務める。90年代半ばからバンコクと京都を 拠点に、東洋文化に関する講演、通訳、執筆活動を行う。美術展示、伝統舞踊、 茶の湯、華道、書などの文化イベントの総合プロデュースも多数。2000年代に京都の町家が壊されていることを懸念して、9軒を修復して宿泊施設として開業。 2010年から景観と古民家再生のコンサルティングを地方に広げ、祖谷、長崎県小値賀(おぢか)町、奈良県十津川村などで十数軒を改修して、滞在型観光事業を営む。著書『美しき日本の残像』(93年、新潮社/2000年朝日文庫)で94年の新潮学芸賞を受賞。英訳は『LOST JAPAN』として刊行され、99年にはイタリア語とポーランド語でも翻訳出版された。02年には『犬と鬼』(講談社)を刊行。同書のオリジナル『DOGS AND DEMONS』は、01年にアメリカで初版が発行され、韓国と中国でも翻訳された。

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